学校紹介
(1) | 校 名 群馬県北群馬郡榛東村立南小学校(旧校名 相馬小学校) 《昭和53年4月1日、学校名を変更》 |
(2) | 所 在 地 群馬県北群馬郡榛東村広馬場1,142番地 標高 287㍍(北緯36°25′25″、東経138°58′42″ |
(3) | 郵便番号 370-3504 電話 0279-54-5727 FAX 0279-54-1980 |
(4) | 校地校舎 校地面積 18,585.0㎡ 校舎面積 6,596.0㎡ 校庭 9,194.0㎡ 駐車場、畑等 2,795.0㎡ 《現在の南小校舎の建築は、昭和53年3月31日に落成》 |
(5) | 学校区の特色概要 榛東村は、榛名山の東麓に位置し、東南部地区(南小校区)は、現在の高崎市である旧群馬町や旧箕郷町に隣接しています。そして、前橋市や高崎市内の通勤に近いため、アパ-ト経営や新築住宅が近年増加傾向にあります。
また、美しい自然に恵まれた農村地区で、養蚕農業が盛んな村でありましたが、最近は、中部のゆるやかな傾斜地や山間地を利用して、品質の優れたブドウの生産が活発となっています。その規模も生産量も年々増加して、村の指導で「ワイン工場」が開業されて、生産と販売など農業経営と観光開発の両面にわたり、大きな成果をあげています。他にも新しい産業や農業の開発、工場の誘致に力を入れています。
歴史に目をやると、古い文化遺産の宝庫で、大字新井地区笹熊付近から広馬場の宮室にかけて、約170基の古墳が散在し、その古墳の一つである高塚古墳は、640年頃の地方の豪族の墳墓と推定され、群馬県指定の貴重な文化史跡となっています。また、榛東村北西部の茅野遺跡からは、約2000年~3000年(縄文時代後期から晩期)ほど前の縄文人の生活遺跡や多数の耳飾り・土器・岩版その他が発見され、国の重要文化財に値する評価を受けて村当局では、世界でも珍しいと言われる「耳飾り館」を建設して、話題を集めました。歴史的に価値ある文化財の保存に力を入れて、「文化村」としての発展と地域文化の振興や学校教育の向上と発展を目指しています。このような中、村の老人福祉事業と観光開発を目指した大事業でありました「榛東ふるさと温泉・ふれあい館」が平成7年5月に開業されました。 本校の学校区は、村の南部農村地帯で、通学距離は4㎞以内です。平成5年度以降、本校学校区では、南部地域の宅地化が急速に進み、新築転居者が目立って多くなってきています。そのため、新入学児童等の増加傾向がみられ、学級数の増加に伴う教室の改修、特別教室棟(1階生活科室、視聴覚室・2階図工室、理科室・3階調理室、被服室)の増築がなされました。
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榛東南小学校の歴史
和暦 | 西暦 | 主な出来事 | |
【明治】 | 7年 | 1874 | 広馬場小学校を幸蔵寺院内に開校する。 |
17年 | 1884 | 広馬場・柏木沢村を一学区として県35学区群馬郡十五小学校となる。 | |
20年 | 1887 | 学校名を広馬場小学校と改名する。 | |
22年 | 1889 | 広馬場・柏木沢村を合併して相馬村となる。 それにともない西群馬相馬尋常小学校となり、通学区には矢原、松野沢、上芝、生原を加える。 |
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29年 | 1896 | 群馬郡相馬尋常小学校となる。 | |
【大正】 | 13年 | 1924 | 開校50周年行事を行う。 |
【昭和】 | 16年 | 1941 | 相馬村国民学校となる。 |
22年 | 1947 | 新学制施行により相馬村立相馬小学校となる。 PTAが組織される。 | |
26年 | 1951 | 学校給食を開始する。 | |
32年 | 1957 | 群馬郡箕郷町・北群馬郡桃井村学校組合立相馬小学校となる。 桃井村は、広馬場地区を合併して桃井村とする。 |
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33年 | 1958 | 組合立相馬小学校を廃校とし、PTAも解散する。 | |
34年 | 1959 | 北群馬郡桃井村立相馬小学校となり、校舎を移転する。 町村合併により、榛東村立相馬小学校となる。給食室が完備しテレビを購入する。 |
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35年 | 1960 | 相馬小学校の校歌を制定する。学校給食研究指定校となる。 | |
40年 | 1965 | 相馬小学校の校章を制定する。 | |
43年 | 1968 | 体育館を建設、健康優良校となる。 | |
45年 | 1970 | 健康優良校で群馬県教育委員会より表彰を受ける。 | |
47年 | 1972 | この年より渋川広域圏で臨海学校を開設する。(5年生参加) | |
49年 | 1974 | 相馬小学校の開校100周年記念行事を行う。 | |
52年 | 1977 | 現在地に新校舎を建設、完成。3月28日に移転し、30日に落成式。 | |
53年 | 1978 | 4月1日より校名変更、榛東村立南小学校となる。(新校舎で授業) 榛東村立南小学校の校章を制定する。 |
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54年 | 1979 | 体育館(講堂)が完成し、53年度の卒業式を行う。 南幼稚園を本校に開設する。(2教室・プレイル-ム等を使用) 8月5日、プ-ルが完成、水泳を開始する。 |
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56年 | 1981 | 吹奏楽部、運動部等後援会が発足する。(7月) | |
57年 | 1982 | 学校基本調査実施により、成績が優秀と認められて文部大臣表彰受賞。 | |
58年 | 1983 | 第38回国民体育大会「あかぎ国体」の炬火リレ-、開会式の集団演技にサッカ-部員が、 ライフル射撃競技の開会式及び表彰式に吹奏楽部の本校児童が参加する。 |
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59年 | 1984 | 群馬県立図書館よりPTAが親子20分間読書運動推進指定校となる。 PTA親子20分間読書運動推進指定校の実践発表会。 |
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60年 | 1985 | 本校吹奏楽部の第1回定期演奏会を開催する。 学校教育目標「考える子」「たくましい子」「助け合う子」の看板を校舎屋上に掲載する。 |
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62年 | 1987 | 南幼稚園校舎新築落成にともない、本校舎にあった学級が移転する。 | |
63年 | 1988 | 群馬テレビ(GTV)製作の「ぼくらの放送局」で学校紹介の放映。 校名変更「榛東村立南小学校」開校十周年記念航空写真撮影。 歴代PTA会長より、正面玄関に校章の寄贈を受ける。 群馬県教育委員会より教科等実践推進校(国・算・家)指定。 |
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【平成】 | 元年 | 1989 | 県「良い歯のコンク-ル」において、学校優秀賞を受賞する。 群馬県PTA連合会より日頃の活動が認められ表彰される。 |
2年 | 1990 | 群馬県教委指定「教科等実践推進校研究発表会」を開催する。 | |
3年 | 1991 | 第12回「全国児童生徒彫塑作品展」において文部大臣表彰 部活後援会(吹奏楽・サッカー部)十周年記念行事開催。 榛東村が「文部省同和教育地域指定」を受ける。(研究推進開始) 校庭の遊具の全面改修(アスレチック・ブランコ・ハレー彗星 等)をする。 |
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4年 | 1992 | 県社会福祉協議会より、社会福祉協力校の指定を受ける。 第17回「小中学生、社会福祉作文・ポスタ-」コンク-ルにおいて、学校優秀賞を受賞する。 学校週五日制が制度化され、9月12日から第2土曜休業日の実施。 平成元年告示学習指導要領完全実施の年。 |
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5年 | 1993 | 「文部省同和教育地域指定」の実践研究として「特別活動と道徳」を中心にした同和教育地域発表校。 研究報告書「お互いを尊重し、進んで行動のできる児童の育成。 村補正予算で、2学期運動会終了後、校庭全面整備工事完成。 群馬県教育委員会より、同和教育推進教員の加配1名。 |
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6年 | 1994 | 中部教育事務所管内「地区別同和教育研究協議会」授業実践。 「励まし合い、学び合う、児童の育成」の研修主題で研究発表。 |
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7年 | 1995 | 3学期、群馬テレビ「ぼくらの放送局」で学校紹介。 「励まし合い、学び合う、児童の育成」で、新学力観に立つ校内研修。 3学期「阪神、淡路大震災」の救援、募金活動をPTA、児童会が実施。 学校週五日制の土曜休日が月2回、週時間表を改編して時数確保。 校内研修テ-マ「自ら考え、解決しようとする児童の育成」(算数) |
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8年 | 1996 | 制度化されて初めて新採用教員2名(初任者研修対象者)で加配1名。 3年計画で各階の便所改修工事完了。 各教室へテレビが完全設置。 焼却炉の新設。 |
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9年 | 1997 | 浄化槽のフェンスの撤去と改修。 校庭の遊具(アスレチック・ハレー彗星)の全面改修をする。 普通教室増設(2教室)改修及び職員休憩室の新設工事完了。 南小開校20周年記念、全校集合写真撮影・航空写真の撮影。 開校20周年記念バザ-。(PTA、後援会共催) 第1回「村の人のお話を聞く会」実施。 |
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10年 | 1998 | 村同和教育公開授業研究会の会場校。(国・学活・社) 開校20周年記念式典並びに20周年記念植樹、鳥小屋寄贈。 「みどりの少年団」結成。 |
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11年 | 1999 | 全国植樹祭(群馬県大会)に参加(校長以下6名) 校舎、講堂の空調設備、池の完成。特別校舎3階建完成 GTV「ぼくらの放送局」に出演(本放送) コンピュータ教室にパソコン等備品の設置。ネットワークの構築。 特殊学級の教育に関する支援授業センター校 防水工事、普通教室増のための改修工事の実施。 |
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12年 | 2000 | PTA広報紙「はしばみ」が広報紙コンクールで佳作賞受賞。 榛東村花いっぱい運動で村長表彰を受ける。 PTA後援会バザー収益金で横断幕作成「元気いっぱい榛東南小」 教育相談室の改修、普通教室改修工事の実施。 |
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13年 | 2001 | 交通少年団結成。 新人サッカー大会で県大会出場。 PTA後援会で校舎掲示用横断幕を作成。 |
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14年 | 2002 | TBS学校へ行こう「小学生の主張」放映。 学校支援隊図書ボランティア活動開始。 障害者用トイレ設置、手すりの改善工事。 |
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15年 | 2003 | 校庭敷地拡張工事。 ビオトープ造成工事。 |
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16年 | 2004 | スクールボランティア活動開始。 | |
17年 | 2005 | 校内LAN整備 | |
18年 | 2006 | 各教室パソコン設置 特別教室棟完成 |
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19年 | 2007 | 「土曜スクール」開始 校舎外壁塗装完了 指定校公開授業発表会 |
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20年 | 2008 | 情緒学級開設 林間学校中止(中越沖地震のため) 30周年記念事業 |
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21年 | 2009 | 防犯カメラ設置 県学校安全教育で優良学校として表彰される ぼくたちわたしたちの学校自慢奨励事業で読書活動推進を表彰される 各教室へのデジタルテレビ整備 |
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22年 | 2010 | 図書システム入れ替え | |
23年 | 2011 | 校内パソコン整備 | |
24年 | 2012 | 5年生で尾瀬学校初めて実施 | |
25年 | 2013 | 東日本大震災(3~6年職員引率で集団下校) 航空写真撮影 |
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26年 | 2014 | 金環日食観察会実施 プール新設工事 |
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27年 | 2015 | 登り棒更新工事 | |
28年 | 2016 | 新体育館建設工事 外物置新設工事 ロッカー改修工事 北校舎LAN整備 |
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29年 | 2017 | 通級指導教室(ことばの教室)開始 ロッカー改修工事 外国在住のネイティブスピーカー(外国人講師)とリアルタイムで会話する「オンライン英会話」開始 学校文集「けやき」開校40周年記念 特別号 発行 |
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30年 | 2018 | 雲梯(うんてい)更新工事 本校舎屋外用大型時計更新 校内パソコン更新・タブレットPC導入 (デジタル教科書による授業開始) 榛東村教育委員会と前橋西高等学校国際科との連携による英語プロジェクトを南小で実施 |
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【令和】 | 元年 | 2019 | 前橋地方裁判所の出前講座による裁判員裁判制度の「模擬裁判」を実施 ジャングルジム更新工事 榛東村教育委員会と前橋西高等学校国際科との連携による英語プロジェクトを南小で実施(昨年より継続) 上毛ジュニア俳壇選者 鈴木伸一先生による俳句の特別授業の実施 学校公開記念講演会 元国際協力機構海外協力隊員 グラフィックデザイナー 善養寺良子先生 講演 |
2年 | 2020 | 上毛ジュニア詩壇選者 新井啓子先生による詩の特別授業の実施 群馬大学小熊教授を招き小学校プログラミング教育研修会の実施(計2回) 総理大臣の要請に基づき新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大防止のため臨時休校の実施(3/2から3/25まで) 卒業式を簡略化し6年生のみの参加で実施 4/7 総理大臣による新型コロナウイルスに関係する緊急事態宣言(7都府県)期間は5/6まで 群馬県知事の要請により再度の臨時休校を実施 4/13~5/6 まで 総理大臣の緊急事態宣言を受け、知事による新型コロナウイルス感染拡大防止のための緊急事態措置(4/17~5/6まで) 臨時休校期間を5月末日まで延長 (4/13)~5/31まで 5/14 総理大臣は群馬県を含む39県において緊急事態宣言を解除 6/1 分散登校開始(~6/12まで) 6/15 学校再開 給食は職員配膳による簡易給食にて実施 遊具鉄棒 安全マット設置 西児童玄関前 舗装工事実施 本校舎 児童用トイレ改修 (2階・3階 洋便器交換、フラッシュタンク設置) 新型コロナウイルス感染拡大防止のための休校実施により今後純増する授業対策のため「学習指導員」を任用 遊具 ブランコ支柱更新、安全柵、安全マット設置 新型コロナウイルス感染症防止のため、日帰りで修学旅行を実施(茨城県方面) 11/27 群馬県 新型コロナウイルス 警戒度2→3へ 12/19 群馬県 新型コロナウイルス 警戒度3→4へ |
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3年 | 2021 | 1/12 GIGAスクール対応ネットワーク工事実施 1/15 GIGAスクール用大型モニタ教室等設置 21台 1/23 群馬県「社会経済活動再開に向けたガイドライン」に基づく要請 1/23~2/8まで 2/19 県内医療従事者に対し、新型コロナウイルスワクチン先行接種開始 2/22 群馬県「社会経済活動再開に向けたガイドライン」に基づく要請 3/8まで延長(榛東村の警戒度は4→3へ) 2/26 会場と教室をオンライン中継にて6年生を送る会を実施 |
校歌
南小を見守る木
校庭の東 けやきの木
このけやきの木は、昭和54年に旧相馬小より移植されました。 当時から大木だったそうです。 |
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南門の松 その後中学校は統合し、現在の榛東中学校となり、その空いた校舎に相馬小学校が移転、さらに相馬小学校は榛東村立南小学校と校名変更し現在地に移りました。昭和53年4月に、この松も旧相馬小から南小にふたたび移植されたそうです。 |
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北門の松(画像を反転させてあります) 旧相馬小の校門には松が左右からアーチ状に伸びていたそうです。その二つの松が南小の北門と南門にある松です。 |
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榛の木(ハンノキ) 校庭南西端にある榛(ハシバミ)の木は「榛の木」(ハンノキ)ともいい、開校20周年記念樹として平成9年度に植えられました。 南小PTA広報誌もこの木にちなんで「はしばみ」となっています。 「榛(ハン)」は榛名山に多く自生していて、どんなやせた土地でも「たくましく育つ木」だそうです。子どもたちへの願いが込められています。 |
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メタセコイア 南門入ってすぐのところにあるメタセコイアは、昭和54年に『開校記念樹』として植樹されたものです。 植えられたときは背丈わずか7メートルにも満たなかったそうですが、今はその倍の背丈を越すまでに成長しています。 |